2009年02月02日

沖縄のジャズ喫茶の話

2小節目のつづき
私が東京時代聞きに行ってたジャズ喫茶は「デグ」「チグサ」「ダグ」等々そして「SAV」であった。
今でもはっきりと記憶にある店のマッチのデザインは、ニューヨーク5番街タイムズスクゥエアーをケースに入れたウッドベースを小脇に抱えた黒人ミュージシャンが横切っている写真である。
明らかにジャズメンであることが解る白黒の写真。巨人「ミンガス」か?
 沖縄銀行本店裏の筋に面したこの場所は、むかし日本旅館だった建物の一階を改修し、あの宮平氏がデザインし「SAV」が沖縄で再開したのである。その頃私は比嘉女史に頼み、自分の番組にそのコレクションの一部を使用させて頂いたことも多々あった。仕事休みの日などは、ひがな入り浸り聴いていた事もあった。今は立派なビルに建て替えられて面影はないが、当時のコレクションはすべて健在である。いまや文化財的コレクションと思う。
個人的にそのコレクションを譲り受けて趣味のジャズ喫茶(BARか?)をやりたいと思うが、なかなか〇が集まらない。
比嘉女史にその事を相談に行ったら「貴方がSAVを引き継いでくれるなら喜んで」と云っていただいたが、未だ実現せず、自身の不甲斐なさを感じているこの頃です。
「SAV」が開店して暫くの後「ダダ」は人手に渡り新しい経営者の下で経営されていたが、次第に廃れていった。
                                3小節につづく


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Posted by 鉄瓶・錆び鉄 at 14:16│Comments(0)ジャズの話
 
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